司教紋章の説明
標語「教会のために、教会とともに」(PRO ECCLESIA ET CUM ECCLESIA)。この標語は、「わたしはあなたがたのために司教であり、あなたがたとともにキリスト者なのである」という聖アウグスチヌスのことばに着想を得たもので、長崎大司教が目指す司教職を示している。その司教職は、聖書と聖体と牧杖で表されている。
まず、キリストのように牧者の愛をもって、司祭団の協力を得ながら、ゆだねられた「長崎にある教会」の豊かな成長のために奉仕したい。すなわち、信徒と奉献された人々がみな、いのちのことばでありパンであるキリストによって内面から生かされ、世にあってそれぞれの召命に応じて同じキリストの使命にあずかることができるように、神の恵みの仲介者として務める。
司教も司祭も、キリストの弟子として信徒や奉献された人々と多くの恵みを共有しており、みな、聖霊の導きと聖母マリアのご保護(星)のもと、キリストを中心に一つの共同体を作り、互いに交わるよう招かれている。だから、お互いのために祈り、お互いの声をよく聴いて理解し合い、学び合い、助け合い、ともに豊かになるよう努力する必要がある。そして、このように交わる教会は、周囲の社会と世界に自分を開いて広がり続け、すべての人々がみなキリストを知り信じ愛することによって一致し、父である神と独り子主イエス・キリストをたたえるようになることであろう。
背景下段の赤(殉教のイメージ)は宣教する教会を、中段の波(外国に開かれた長崎の港のイメージ)は開かれた教会を、上段の青(天国のイメージ)は交わりを表している。 |