湾岸戦争による避難民をロイヤル・ヨルダン航空機で移送するお願い
- 内閣総理大臣
- 海部 俊樹様
日本カトリック司教協議会
会長 白柳誠一
政府は、国際移住機構(IOM)からの要請を受け、湾岸戦争の犠牲者である避難民 の移送のために自衛隊機の派遣をご決定になりましたが、私どもは、政府がIOM
の要請 にこたえるためには、移送機として、ロイヤル・ヨルダン航空のアンマン- カイロ便を ご使用になることが、より平和的、より安全、より安価であると判断し、とりあえず私
どもの資金で第1便をロイヤル・ヨルダン航空会社にチャーターいたしました。すでに 同航空日本総代理店は、本社と連絡し、現地時間2月9日13時30分アンマン発RJ
503便の準備ができたとの回答を得ております。このチャーター機を政府に提供いた しますので、IOMの要請にこたえる移送手段としてお使いくださるようお願いいたし
ます。私どもは、広く他の宗教教団や市民に協力を呼びかけ、出来るかぎり第2便以降 のチャーターを続け、政府に提供していくつもりです。
と同時に、私どもは、政府が、自衛隊機の派遣ではなく、政府の責任において、この ような平和的な手段を採用され、現憲法の平和の理念を内外に示されますよう切望いた
します。
以 上
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