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戦後60年平和キャンペーン

戦後60年平和キャンペーントップバナー
信徒、司祭、修道者のみなさん

 今年は戦後60年にあたります。日本はこの60年、経済大国にまで成長し、いろいろな問題を抱えながらも平和な社会を築いてきたと思います。その背景には、国民の平和志向と平和憲法の力があったと言えます。しかし、2001年9月11日のアメリカでおきた同時多発テロ事件を機に、世界は急激に暴力的になった観があります。人々や国家の間の不信感も助長され、暴力の連鎖はとどまるところを知りません。日本も例外でなく、その動きにのみこまれつつ加担していくような気配が感じられます。

 このような世界と日本の社会情勢を前に、日本司教団の社会司教委員会は戦後60年という大切な節目の年を、皆さんと共に平和を求めることに力を注ぎたいと思いました。そこで、キリストの福音の理解を深め、祈り、平和について考え、言葉だけでなくそれぞれの生活の場で福音を生きることが出来るようにするために、平和キャンペーン「今こそいかそう 平和の宝」を行うことに致しました。このテーマには、わたしたちがそれぞれの生活の場でもっている平和の宝を探し出し、それを大事にし、さらに伝え活かしていくことができればという願いがこめられています。

 キャンペーン期間は、沖縄戦終結の日とされる6月23日から、神の母の祭日であり、「世界平和の日」でもある1月1日(2006年)までの約6ヶ月間とします。その間に、社会司教委員会と社会系の4委員会(カリタスジャパン、難民移住移動者委員会、部落問題委員会、正義と平和協議会)が平和旬間に出される「戦後60年平和メッセージ」の解説書を発表し、平和、戦争、難民、人権、国際関係等の視点から平和を再考するための様々な企画を実施する予定です。

 4月に帰天されたヨハネ・パウロ二世は、広島で「戦争は人間の仕業です、戦争は人間の生命の破壊です。戦争は死です」、「暴力と憎しみのあるところに信頼と思いやりをもたらそうではありませんか。」と切々と訴えられました。また毎年だされる1月1日の平和メッセージでも、わたしたちが平和の道具となるようさまざまな視点から促してくださいました。わたしたちは、今もう一度これらの言葉に真摯に向き合い、その実現にむけて歩んでいきたいと望んでいます。皆さまの積極的な参加と協力をよろしくお願い致します。


     2005年6月3日 イエスのみ心の祭日に
イエス・キリストの心を心にして
社会司教委員会 委員長 髙見三明大司教
カリタスジャパン 責任司教 宮原良治司教
担当司教 菊地 功司教
難民移住移動者委員会 部落問題委員会 委員長 谷 大二司教
 正義と平和協議会 担当司教 松浦悟郎司教



戦後60年平和キャンペーンポスター 左のポスターは、「戦後60年平和キャンペーン」のポスターです。

「いっぱい積もったピース」
デザインルーム・アオイ
関 和廣 さん作

ピース(PEACE)を構成するアルファベットがばらばらになって積もっている様子が描かれています。


日本司教団 戦後60年 平和メッセージ


「非暴力による平和への道」〜今こそ預言者としての役割を〜

上記平和メッセージの各国語版をpdfファイルでご用意しました。ご参照ください。

英語版(English) 49KB
スペイン語(Espanol) 93KB
韓国語(korean) 283KB
タガログ語(Tagalog) 22KB
インドネシア語(Indonesian) 95KB
ポルトガル語(Portuguese) 47KB
ベトナム語(Vietnamese) 2.38MB


小冊子『非暴力による平和への道〜今こそ預言者としての役割を〜

小冊子『非暴力による平和への道〜今こそ預言者としての役割を〜』  戦後60年にあたって、司教団が発表した「平和メッセージ」と同じ題で、その副読本ともいうべき小冊子が社会司教委員会で編集発行されました。

 「平和メッセージ」の項目に従って、1.平和の根本・いのちの尊厳と尊重、2.国際関係における平和、3.平和をめざす経済・公正な分配と平等、4.平和へのヴィジョンについて、それぞれの執筆担当者が書き下ろしたものです。聖書に基づいた人間の尊厳の根拠と尊重、歴史に対する真摯な姿勢を通しての国際平和構築、貧困や富の公正な分配、環境問題と平和との関係、非暴力の姿勢貫徹、という視点で司教団のメッセージでは説明しきれない部分が、この冊子には詳細に載せられ、判りやすく説明されています。
 さらに付録として、教皇ヨハネ・パウロ二世の広島「平和アピール」全文、聖書における平和の教えの主な箇所と聖書本文、毎年1月1日世界平和の日に教皇が発表されるメッセージやその他平和に関する主な教会文書の表題、最後に日々のくらしの中での平和への取り組みのヒントが掲載されています。

 この冊子を平和学習や平和の集会、祈りのために是非、利用していただきたいものです。今の社会で平和を築くために、キリスト者としてなにをしたらよいのかを考える縁としていただければありがたく思います。

問い合わせ・申し込み

カトリック中央協議会 社会福音化推進部  電話03−5632−4413  



企画予定


社会司教委員会

平和巡礼
沖縄6・23平和巡礼      2005年6月23日
平和メッセージ解説書発行     2005年7月末

正義と平和協議会

絵画キャンペーン         2005年6月23日〜8月15日
正義と平和全国集会        2005年9月23日〜9月25日
アジア正義と平和活動家会議    2005年11月(企画中)
記念出版
平和の祈り、(発刊予定)   2005年9月23日
正平協10年の歩み(発刊予定)2005年9月23日

難民移住移動者委員会

記念講演
シンポジウム           2005年9月24日〜9月25日(正義と平和全国集会)
「捕われている人に解放を」
(2005年9月25日、世界難民移住移動者の日にあたり)
「戦争と難民」          2005年秋企画中
「人身売買と移住者」       2005年秋企画中

部落問題委員会

狭山事件第三次再審請求      2005年9月24日?25日(正義と平和全国集会)
シンポジウム
岡 山              2005年11月05日「ハンセン病とカトリック」
熊 本              2005年11月19日「ハンセン病とカトリック」
東 京              2005年12月03日「ハンセン病とカトリック」

カリタスジャパン

記念出版
「カリタスジャパンと世界-武力なき国際ネットワーク構築のために-」 菊地功 著
2005年8月15日発刊予定
記念写真展
正義と平和全国集会       2005年9月23日〜9月25日

以上



社会司教委員会「平和キャンペーン」絵画コンクールのご案内


SC-JP0504
2005年6月1日

戦後60周年特別企画
  「けんぽう9じょう」をまもろう絵画コンクール

【募集要項】
・ 応募資格:カトリック及び一般成人、教会学校、カトリック学校(小学校から大学まで)
・ テーマ :あなたが「けんぽう9じょう」をよみ、あなたに「けんぽう9じょう」がかたりかけていること、あなたが考えていること、あなたが感じたことを絵画にしてください。
<具体例>
・ 生活のなかで、「けんぽう9じょう」が必要と感じる時
・ 世界の紛争を見ていて「けんぽう9じょう」があったほうが良いと感じた時
・ アジアの仲間の中で「けんぽう9じょう」がどういう風に見られているか
・ 60年前に行われた戦争と「けんぽう9じょう」がアジアの人にどう感じているのか,などなどです。

* 上記はあくまでも例です。テーマは「けんぽう9じょう」とからませて楽しい絵を描いてください。
・ 応募規定:絵の大きさは画用紙大(八つ切り?四つ切り)です。
  自由に描き日本カトリック正義と平和協議会に送ってください
  送る際は氏名、住所、電話番号、学校名、学年、組、年齢を明記してください。
・ 応募された作品は返却しません。応募された作品は日本カトリック正義と平和協議会の出版されるものに使用される場合があります。
【賞品】
  特 選:海外旅行券 1名  5万円相当(指定旅行店)
  入選A:国内旅行券 2名  3万円相当
  入選B:      5名  パスポートカバー
【審査】
カトリック中央協議会・社会福音化推進部において、審査委員長 松浦悟郎司教、副審査委員長石川治子氏,審査委員その他第三者を交えて厳正に審査します。
・ 募集期間:2005年8月15日(消印有効)まで
・ 審査発表:2005年9月23日〜25日に実施する正平協全国集会・横浜大会において
【絵の送り先】
   〒番号 135-8585 東京都江東区潮見2-10-10
   日本カトリック正義と平和協議会
   電話:03-5632-4444  FAX:03-5632-7920
【主催】
 日本カトリック正義と平和協議会 
【協力】
(株)マイチケット、(株)クリエイティブワールド    



2005年 HIV/AIDSデスクエイズ-ポスター コンテスト作品募集


◆ 内容  エイズに関するもの全般
◆ サイズ  A4〜A2判
◆ 部門  1)高校生以下の部  2)一般の部
◆ 応募方法  裏面に必要事項を明記の上、事務局まで郵送。
◆ 締め切り  2005年8月31日(当日消印有効)
◆ 応募規定  ○応募作品は自作未発表のものに限ります。
○応募点数に制限はありません。
○作品ごとに、裏面に氏名、年齢、住所、電話番号、学校名と学年/勤  務先、所属している教会があれば教会名、部門[1)か2)]を記入。
○入賞者には賞品をご用意しております。
○入賞作品の版権は主催者に帰属し、ポスターや巡回展示など、今後の  AIDS予防啓発事業に活用することがあります。
○応募された作品は原則として返却いたしません。

◆ 主催 カリタスジャパンHIV/AIDSデスク エイズポスター コンテスト実行委員会
◆ 応募・問合せ先  エイズポスター コンテスト 事務局
〒135-8585 東京都江東区潮見2-10-10 日本カトリック会館
  HIV/AIDSデスク Fax (03)5632-7920
                 Eメール hivaids@cbcj.catholic.jp

◇ 入賞者  発表日 2005年9月23日
       発表方法 「カトリック新聞」紙上で発表。入賞者本人には直接通知。
       掲示 2005年9月23日〜25日「正義と平和全国集会 横浜大会」会場
◇ 審査委員 審査委員長:宮原良治司教、副委員長:菊地功司教、委員代表:石川治子
             (社会福音化推進部長)、野坂秀男(カリタスジャパン事務局長)、   
             その他HIV/AIDSデスクの委員、関係者

HIV/AIDSの現状をお知らせします

2004年12月のスマトラ沖の津波で30万人以上の尊い命が奪われました。

 HIV/AIDSの昨年2004年の世界統計はどうでしょう。
 310万人がAIDSで死亡し ━ 毎月25万人以上 3,940万人がHIVに感染していて ━ 世界の人口65億人の約165人に1人 490万人が新たに感染し、そのうち15歳以下は64万人 ━ 毎日13,000人以上、うち子どもは約1,750人 220万人の15歳以下の子どもがHIV感染者かAIDS患者です。
-おそらく、ほとんどの人は「自分の周囲には1人もHIV/AIDSの人はいないから、アフリカや、かつて非加熱製剤の投与された人の問題」と考えているでしょう。

→ 東京都で新規エイズ患者・HIV感染者の届出は昨年410件 ━ 毎日1人以上です
→ 先進国の中で日本のHIV/AIDS増加は飛びぬけて多いのが現実です。

-日本に住んでいる外国人の問題と安心している人も多いでしょう。
→ 日本国籍の男性がエイズ患者・HIV感染者の約8割です。

-ゲイの人が多いと統計を見て思われるでしょう。
→ 同性愛の人は検査を受ける率も高いのです。まさか自分の問題ではないと症状のない状態で気づかずに、AIDSを発症してから病院へ行く人もいますが、それでは手遅れです。

-薬を飲めば、AIDSを発症せずに過ごせると言われています。
→ しかし、一生のみ続ける薬は肝臓に負担がかかりますし、治療薬の効かない進行の速いウィルスも検出されています。飲み忘れれば耐性ができ、その薬は効かなくなります。
→ 患者・感染者の平均医療費は年間280万円と言われます。がんの約1.7倍、心臓疾患の4倍、糖尿病の5倍以上かかります。

推薦資料:日本カトリック司教協議会 HIV諸問題検討特別委員会『HIV/AIDSと私たち』
 エイズ&ソサエティ研究会議『エイズを知る』角川書店
     宮田一雄『エイズ・デイズ』平凡社
     岩室紳也『エイズ●いま、何を、どう伝えるか』大修館書店

推奨ホームページ エイズ予防情報ネット http://api-net.jfap.or.jp/
日本学校保健会 http://www.hokenkai.or.jp/
HIV検査・相談マップ http://www.hivkensa.com/index.html


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