写真説明
カトリック山口ザビエル記念聖堂に飾られていたザビエルの肖像画で、約200年前に描かれ、スペイン・トレドの教会にあったものの模写。しかし1991年9月5日におきた聖堂火災にともない焼失。作者は不明。 |
日本にキリスト教を最初に伝えた聖フランシスコ・ザビエルは、1506年にスペインで生まれました。2006年を基準にしますと、生誕500年になります。日本に来て450年を迎えた1999年には、「ザビエル渡来450年」と銘打って様々な記念行事が行われました。特にザビエルが関係したゆかりの教区にはザビエルの聖腕がローマから運ばれて安置され、教会内外に注目のうちにザビエルの多大な業績を改めて知らしめることとなりました。
今回、生誕500年という記念すべき節目にあたり、聖人の遺徳をたたえ、宣教精神を新たにする意味で日本の教会でも「ザビエル生誕500年祭」の記念行事が計画されています。日本にキリスト教をもたらした聖人に思いをはせ、その心を心とするためにも教区・地区・小教区の地域性を生かした行事に参加するのもいいのではないでしょうか。
ここに
- 聖フランシスコ・ザビエルの主な生い立ち
- 聖フランシスコ・ザビエルが歩んだ道(渡航図)
- 聖フランシスコ・ザビエルの保護をいただく教会
- 主な記念行事の予定(随時、掲載)など
を紹介いたします。なお詳しい行事等ついては各教区事務所にお問い合わせください。
サイト内関連情報
教皇ベネディクト十六世の45回目の一般謁見演説 |
聖フランシスコ・ザビエルの主な生い立ち
| 1506年4月7日 |
スペインのナバラ王国のザビエル城で生まれる |
| 1534年(28歳) |
イグナチオ・ロヨラとともにモンマルトルの聖堂で
清貧、貞潔、聖地巡礼の誓願を立てる |
| 1537年6月24日(31歳) |
ベネチアで司祭叙階 |
| 1541年4月7日(35歳) |
インドに向かう |
| 1542年5月6日(36歳) |
インドのゴアに到着 |
| 1548年9月20日(42歳) |
ゴアの聖パウロ学院でヤジロウほか2名の日本人が洗礼 |
| 1549年4月14日(43歳) |
日本に向け、ゴアを出発 |
| 1549年8月15日 |
鹿児島に上陸 |
| 1550年7月(44歳) |
平戸へ |
| 1550年11月 |
山口へ |
| 1551年1月(45歳) |
京都へ |
| 1551年3月 |
平戸へ |
| 1551年9月 |
府内へ |
| 1551年11月 |
日本を去り、ゴアへ出発 |
| 1552年2月(46歳) |
ゴアに到着 |
| 1552年4月 |
ゴアを去り、中国へ |
| 1552年8月 |
中国・上川島に到着 |
| 1552年12月3日 |
上川島で帰天 |
| 1554年3月16日 |
遺体がゴアに着き、埋葬 |
| 1619年10月25日 |
教皇パウロ5世により列福 |
| 1622年3月12日 |
教皇グレゴリオ15世により列聖 |
聖フランシスコ・ザビエルが歩んだ道(渡航図)
聖フランシスコ・ザビエルの渡航図です。
前項の生い立ちに合わせてご覧ください。
なお、ザビエルの渡航図は大まかな道のりになっています。
地図をクリックすると拡大表示されます。
 
聖フランシスコ・ザビエルの保護をいただく教会
| 札幌教区 |
北広島教会、八雲教会 |
| 仙台教区 |
黒石教会、野辺地教会 |
| さいたま教区 |
新町教会 |
| 東京教区 |
神田教会 |
| 横浜教区 |
港南教会、戸部教会 |
| 名古屋教区 |
鳴海教会、八熊教会 |
| 京都教区 |
河原町教会 |
| 大阪教区 |
和泉教会、姫路教会 |
| 広島教区 |
山口教会、岡山南教会、益田教会、小郡ザビエルハウス〔集会所〕 |
| 高松教区 |
三本松教会、善通寺教会 |
| 福岡教区 |
湯川教会、小郡教会、多久教会、豊津教会(巡回) |
| 長崎教区 |
稲佐教会、神ノ島教会、上神崎教会、西木場教会、奈留教会、
有福教会(巡回)、玉之浦教会(巡回) 福見教会(巡回) |
| 大分教区 |
大分教会 |
| 鹿児島教区 |
ザビエル教会、国分教会、知名瀬教会(巡回) |
| 那覇教区 |
愛楽園教会(巡回) |
保護の聖人とは
カトリック教会ではキリスト教初期から特定の人、場所、共同体などに保護(守護)の聖人をつける習慣があります。人では洗礼時にいただくのが、その聖人の保護を願い、その聖人を手本として生きていくことと同じように、教会も献堂の時に聖人の名をつけることによってこの聖人の保護と取次ぎをこい願います。
主な記念行事の予定
長崎教区
髙見三明大司教は「2006・ザビエル年」(2005年12月3日から2006年12月3日)と称し、宣教年間としました。特に前教皇ヨハネ・パウロ2世が長崎に来られて25年を迎え、この教皇のメッセージとその熱意に応えるためにも、参加し交わることを常に視野に入れながら、それぞれの場で宣教について考え、実行していくことを強く勧めています。(教区報・よきおとずれ2006年1月号)。なおザビエルが3度訪れた平戸では、4月7日、平戸ザビエル記念聖堂でザビエル生誕500年ミサが教区主催で行われます。
また12月2日(土)には平戸市主催、午後6時より平戸文化センターで、オペラ「ザビエル」の上演、翌3日(日)は教区主催で、同会場を中心に、午後2時から行列と記念ミサが行われます。
広島教区
昨年の12月3日から今年の12月3日までザビエル誕生記念祭が山口教会を中心に行われます。3月、4月にかけてザビエル生誕の地などへの巡礼が、10月15日には記念コンサートなどが計画されています。またエリザベト音楽大学では記念演奏会を、6月10日(土)14時 鹿児島ザビエル記念聖堂、6月11日(日)15時 山口ザビエル記念聖堂、6月23日(金)18時45分 広島エリザベト音楽大学セシリアホールで予定しています。
京都教区
フランシスコ・ザビエルは帝(今で言えば、天皇)に会うために京都を訪れました。面会は実現できませんでしたが、ここを訪れたことの意義は大きかったと思われます。後に日本26聖人が長崎に向けて出発した場所がこの京都だったことからもザビエルとの深いつながりを感じることができます。京都教区ではこの記念の年を迎えて記念行事を計画しています。4月2日(日)に河原町教会で10時からフランシスコ・ザビエル生誕500年記念ミサを行い、合わせて、田井裕氏撮影の写真展示がなされます。また7日(金)9時30分から同教会でフランシスコ・ザビエル生誕記念感謝ミサが行われ、ミサに続いて浅田年生師(京都教区司祭)の講演が予定されています。
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