教皇ベネディクト十六世、9月英国訪問を発表
7月5日(月)、教皇庁広報部は、教皇ベネディクト十六世がエリザベス二世女王とイングランド・ウェールズとスコットランドの両カトリック司教協議会の招請を受けて9月16日(木)から19日(日)まで英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)への司牧訪問を行うことを発表しました。この司牧訪問は、ジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿(John Henry Newman 1801−1890年)の列福を機会に行われるものです。
この司牧訪問の中で教皇が予定している行事は以下のとおりです。エディンバラのホリールード宮殿にエリザベス二世女王を訪問。グラスゴーのベラハウストン・パークでミサを司式。ロンドンのウェストミンスター・ホールで政界・文化界・財界の代表者と会見。ウェストミンスター・アベイ(ウェストミンスター聖ペトロ聖堂)でエキュメニカル集会に参加。ウェストミンスター大聖堂でミサを司式。ハイド・パークで晩の祈りを司式。最後にバーミンガムのコフトン・パークでジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿の列福式を司式。
発表された教皇の英国司牧訪問日程は次のとおりです。
- 9月16日(木)
- ローマ − エディンバラ
- グラスゴー − ロンドン
- 9月17日(金)
- ロンドン
- 9月18日(土)
- ロンドン
- 9月19日(日)
- ロンドン − バーミンガム
- バーミンガム − ローマ
オラトリオ会の創立者であるジョン・ヘンリー・ニューマン枢機卿の列福は2009年7月3日に発表されました。
教皇ベネディクト十六世のイタリア国外司牧訪問は、ドイツ(2005年8月)、ポーランド(2006年5月)、スペイン(同年7月)、ドイツ(同年9月)、トルコ(同年11月−12月)、ブラジル(2007年5月)、オーストリア(同年9月)、アメリカ合衆国(2008年4月)、オーストラリア(同年7月)、フランス(同年9月)、アフリカ(2009年3月)、聖地(同年5月)、チェコ共和国(同年9月)、マルタ共和国(2010年4月)、ポルトガル(同年5月)、キプロス(同年6月)訪問に続いて、これが17回目となります。
教皇ヨハネ・パウロ二世は1982年5月28日−6月2日に教皇として初めて英国を訪問しましたが、ローマ教皇が英国国王の招請により正式に英国を訪問するのは今回が初めてです。
(2010.7.6)
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教皇、新教皇庁キリスト教一致推進評議会議長を任命
7月1日(木)、教皇ベネディクト十六世は、教皇庁キリスト教一致推進評議会議長のヴァルター・カスパー枢機卿(Walter Kasper 77歳)の定年による退任願いを受諾しました。教皇は同日、新議長としてバーゼル司教のクルト・コッホ師(Kurt Koch 60歳)を任命し、同時に大司教に上げました。
クルト・コッホ大司教は1950年3月15日、スイス・バーゼル教区のエメンブリュッケ生まれ。1982年6月20日司祭叙階。1995年12月6日司教任命、1996年1月6日司教叙階。
ヴァルター・カスパー枢機卿は2001年3月3日に教皇庁キリスト教一致推進評議会議長に任命され、以来9年間同職を務めました。
(2010.7.2)
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教皇、新教皇庁司教省長官と教皇庁新福音化推進評議会議長を任命
6月30日(水)、教皇ベネディクト十六世は、教皇庁司教省長官ならびにラテン・アメリカ委員会委員長のジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿(Cardinal Giovanni Battista Re 76歳)の退任を承諾し、新しい長官ならびにラテン・アメリカ委員会委員長としてケベック大司教のマルク・ウエレット枢機卿(Marc Ouellet 66歳)を任命しました。
マルク・ウエレット枢機卿は1944年6月8日カナダ・アモス教区のラモット生まれ。1968年5月25日司祭叙階。2001年3月3日アグロポリ名義司教ならびに教皇庁キリスト教一致推進評議会局長に任命、同年3月19日司教叙階。2002年11月15日ケベック大司教に任命。2003年10月21日、教皇ヨハネ・パウロ二世により枢機卿に親任。
ジョヴァンニ・バッティスタ・レ枢機卿は2000年9月16日にヨハネ・パウロ二世により教皇庁司教省長官ならびにラテン・アメリカ委員会委員長に任命され、以来9年余り同職を務めました。
同じ6月30日、教皇は、6月28日に設置を発表した新しい評議会の議長として現教皇庁生命アカデミー会長でヴォゲンツァ名義大司教のサルヴァトーレ・フィジケッラ師(Salvatore Fisichella 58歳)を任命しました。この議長任命発表の際、新しい評議会の名称は「新福音化推進評議会」(Pontificio Consiglio per la promozione della nuova evangelizzazione; Pontifical Council for Promoting New Evangelisation)と発表されました。
フィジケッラ大司教は1951年8月25日、イタリア・ローディ教区のコドーニョ生まれ。1976年3月13日司祭叙階。1998年7月3日ローマ補佐司教ならびにヴォゲンツァ名義司教に任命、同年9月12日司教叙階。2008年6月17日教皇庁生命アカデミー会長に任命され、同時に大司教に上げられました。
なお、6月30日、教皇は、新しい教皇庁生命アカデミー会長として現同アカデミー事務局長のイグナシオ・カッラスコ・デ・パウラ師(Ignacio Carrasco de Paula)を任命しました。
(2010.7.1)
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教皇、新しい教皇庁評議会の設置を発表
教皇ベネディクト十六世は、6月28日(月)、サン・パオロ・フオリ・レ・ムーラ大聖堂で、聖ペトロ・聖パウロ使徒の祭日の前晩の祈りを司式しました。この際行った講話の中で、教皇は、すでにキリスト教の宣教が行われた国々での新たな福音宣教を推進するために新たな教皇庁評議会を設置することを発表しました。新しい評議会は教皇庁の12番目の評議会となります。新評議会の設置は、教皇ヨハネ・パウロ二世が現在の保健従事者評議会の前身である教皇庁医療使徒職委員会を1985年に設置して以来のことです。
(2010.6.30)
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聖座がベトナムとの国交回復に向け前進
6月26日(土)、教皇庁国務省は、聖座とベトナム社会主義共和国が国交回復に向けた第2回合同作業会議を6月23日(水)から24日(木)にかけて行い、教皇が近くベトナムに対する非居住の聖座代表を任命することを発表しました。国務省の声明は以下のとおりです(原文英語)。
教皇ベネディクト十六世は2007年1月25日にベトナム社会主義共和国のグエン・ダン・ズン首相と初めて会見しました。また、2009年12月11日に同国のグエン・ミン・チェット大統領と初めて会見しています。
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2009年2月にハノイで開催された第1回ベトナム−聖座合同作業会議の合意に基づき、第2回ベトナム−聖座合同作業会議が2010年6月23日−24日に、エットーレ・バレストレロ教皇庁省国務省外務局次長と、ベトナム使節団代表のグエン・クオック・クオン副外務大臣を共同議長として開催されました。
第1回合同作業会議後の進展を検討した後、両国は、国際問題および、二国間関係とベトナムにおけるカトリック教会にかかわる問題を討議しました。ベトナム側は、信教の自由を尊重する一貫した政策とその実施を保障する法律を強調しました。聖座代表はこの説明に注目するとともに、教会がとくに霊性・教育・保健・社会・福祉分野においてベトナムの発展に効果的に参加できるためのさらなる条件が構築されることを求めました。聖座代表は、教会の教えは、信者がよい市民となり、そこから国民の共通善のために働くよう招いていることも述べました。
両国は、とくに聖年に関して、ベトナムにおけるカトリック教会の生活のさまざまな分野が大きく発展したことに注目しました。さらに両国はベトナム司教団の教皇庁定期訪問に際しての教皇ベネディクト十六世の講話と、聖年に際しての教皇のベトナムのカトリック教会へのメッセージを思い起こし、これらの教皇の教えが今後のベトナムにおけるカトリック教会を方向づける上で役立つことについて合意しました。
二国間関係に関して、両国は第1回作業会議以来の積極的な進展、とくに2009年12月の教皇ベネディクト十六世とグエン・ミン・チェット大統領の会見を評価しました。両国は二国間関係に関する徹底的かつ包括的な討議も行いました。聖座とベトナムの関係および聖座とカトリックの地域教会のきずなを深めるために、第一歩として、教皇がベトナムに対する非居住の聖座代表を任命することが合意されました。
両国はベトナムで第3回会議を開催することを決定しました。会議開催期日は外交ルートを通じて決定されます。
この会議に際して、ベトナム使節団はドミニク・マンベルティ教皇庁国務省外務局局長、福音宣教省長官、ローマ教区の教皇代理を表敬訪問しました。使節団はローマにある聖座のバンビーノ・ジェズ小児病院も訪問しました。
(2010.6.28)
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WYD2011マドリード大会 日本事務局公式ページ開始

2011年にスペインのマドリードで行われる、ワールドユースデー(WYD)マドリード大会日本事務局の公式ホームページを公開しました。
日本巡礼団に関する詳細情報など随時更新予定です。
(2010.5.27)
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ミサの聖書朗読箇所の訂正に関するお知らせ
このたびカトリック中央協議会発行の『朗読聖書 聖なる過越の三日間』と『別冊 毎日のミサ 聖週間と復活の八日間』に、下記の訂正を加えて再版いたしますのでお知らせいたします。また、『教会暦と聖書朗読 2010年度』にも該当箇所が含まれておりますので、あわせてお知らせいたします。
(2010.2.1)
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カリタスジャパン、ハイチ大地震被災者救援募金を呼び掛け
カリタスジャパンでは、2010年1月12日に発生したハイチ地震について救援募金の受付を開始しました。(以下カリタスジャパンのホームページより)
被災者救援募金にご協力お願いします
1月12日現地時間午後5時頃、ハイチの首都ポルトープランスの南西約14km、深さ10kmを震源とするM7の大地震が発生しました。多数の建物が倒壊し、死者は5万人、被災者は300万人に達すると見られています。
病院は死者と負傷者で溢れ返っており、安置所に収容できない遺体が道端の至る所に横たえられている状態です。まだ瓦礫の下に生き埋めになったままの人もお り、通りや公共の場所は、行き場がなく呆然と立ち尽くしている人でいっぱいです。
現地カリタスは国際カリタスとの連携のもと、既にシェルター(テント)や毛布の提供、医療支援を開始しました。今後も教会やコミュニティのネットワークを通じて、被災者支援を行います。
カリタスジャパンは、国際カリタスおよび現地カリタスと協力して支援を行っていきます。被災状況、国際カリタスの救援活動については、詳細が分かり次第ホームページなどでお知らせ致します。
ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
(2010.1.19)
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マザー・テレサ映画祭
マザー・テレサ生誕百年を記念して、新作も含め、貴重なドキュメンタリー7本を一挙公開。
カトリック中央協議会と東京教区も推薦しています。ぜひ、足をお運びください。

(2010.1.15)
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教皇、ロシアとの正式国交樹立に合意
バチカン広報部の12月3日(木)の発表によれば、同日午後、教皇ベネディクト十六世はロシアのドミトリー・メドヴェージェフ大統領と初めて会見しました。メドヴェージェフ大統領は教皇との会見に先立ち、教皇庁国務省長官のタルチジオ・ベルトーネ枢機卿と会談しました。教皇庁外務局長のドミニク・マンベルティ大司教も同席しました。
教皇とメドヴェージェフ大統領との和やかな会見においては、聖座−ロシア間に良好な友好関係が存在してきたことが喜びをもって表明されるとともに、聖座とロシアの間に正式な外交関係を樹立することが合意されました。
会見では、国際経済・政治状況に関する意見交換――それはまた、教皇が大統領にロシア語版を献呈した回勅『真理に根ざした愛』に照らして行われました――の後、現在の安全保障・平和をめぐる諸問題に注意が向けられました。次いで、家庭や、ロシアの生活に対する宗教者の貢献といった、両国に共通の文化的・社会的問題が話題となりました。
聖座は2009年5月31日現在、176か国と外交関係を結んでいます。このほかに聖座はEU(欧州連合)、マルタ共和国と外交関係をもち、ロシア、パレスチナ解放機構(PLO)とも特別な性格の外交関係をもっています。ロシアとの間では1990年以来使節を互いに派遣しています。
(2009.12.4)
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教皇、中東特別シノドス開催を発表
9月19日(土)午前、教皇ベネディクト十六世はカステル・ガンドルフォ教皇公邸で東方典礼カトリック教会の総大司教と上級大司教との謁見を行いました。謁見にはタルチジオ・ベルトーネ教皇庁国務省長官、レオナルド・サンドリ教皇庁東方教会省長官と、ローマ司教と交わりをもつ全東方カトリック教会の頭11名が参加しました。
この謁見の中で、教皇は「平和について語るとき、わたしたちの思いはまず中東地域に向かいます」と述べ、そのため中東のための特別シノドス(世界代表司教会議)を2010年10月10日から24日まで開催することを発表しました。シノドスのテーマは「中東のカトリック教会――交わりとあかし。『信じた人々の群れは心も思いも一つにしていた』(使徒言行録4・32)」です。
(2009.9.22)
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性的暴力への対応の手引き配布
カトリック中央協議会にある「子どもと女性の権利擁護のためのデスク」は、小冊子『教会が子どもの権利を守るために 性的暴力への対応の手引き』を発行し、4月以降、全国の教区事務所と修道会・宣教会などへの配布をはじめました。
本書は、2002年に出された「子どもへの性的虐待に関する司教メッセージ」を受けて作成された「聖職者による児童性的虐待への対応」と題する司教のためのガイドラインを参考に、一般信徒の方々のために作成されました。子どもの権利を保護し、育てていく使命を教会共同体として果たすため、本書をひとつのきっかけとして、多くの人々がこの課題に関心を持ち、具体的な対応に結びつけて頂ければ幸いです。
内容は、子どもが性虐待にあったときの心理的な反応、生活面での変化、支援のあり方、回復のために必要なことなど、子どもに接する人々が知っておくべき基本的な情報や心構えが箇条書きにまとめてあります。
希望者は、カトリック中央協議会の
「子どもと女性の権利擁護のためのデスク」
に直接お問い合わせください。
電話03-5632-4413 FAX 03-5632-4461

(2009.4.21) |
「ヤーウェ・イルエ」(創世記22・14)の典礼における読み替えに関する件
【公文書より引用】
+ 主の平和
教皇庁典礼秘跡省は、2008年6月29日付の「書簡」(Prot.N.213/08/L)で、神聖四字(YHWH)で示された神の名を典礼において用いたり発音したりしてはならないとの指針を発表いたしました。これを受けて2008年度特別臨時司教総会で、『教会の祈り』や『典礼聖歌』の中で神の名を「ヤーウェ」と表記している箇所を一部の例外を除いて原則として「主」と置き換えることを決定し、2008年10月9日付で皆様に通達いたしました。
その後、日本カトリック典礼委員会がミサの聖書朗読箇所について見直したところ、『聖書新共同訳』で「ヤーウェ・イルエ」(創世記22・14)と訳されている地名が朗読箇所に含まれていることが判明いたしましたので、この箇所について本年2 月の臨時司教総会において検討し、典礼においては下記のとおり読み替えることを決定いたしました。著作権の関係上、『聖書新共同訳』の著作権管理者である共同訳聖書委員会からの承認を待って、皆様にお伝えすることになっており、このたび承諾が得られましたので、正式にお伝えいたします。
祈りとともに
(2009.3.30)
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